従来の一般的なFAXとインターネットFAXでは一体何が違うのでしょうか?今回は従来の一般的なFAXとインターネットFAXを比較しました。

従来の一般的なFAXとインターネットFAXを比較

比較項目一般的なFAX機インターネットFAX
初期費用施設設置負担金
36,000円(税別)
FAX機器費用
10,000円程度
初期費用
0円~3,000円
用紙代不足分を購入0円
印刷用インク代インク切れになったら購入0円
FAX機器電気料金必要0円
PCと共通
受信料0円0円~10円/枚
送信料同一県内
20円/90秒~45円/40秒
県外
20円/90秒~80円/22.5秒
国内
10円~22円/枚
月額料金0円0円~1,500円
送受信にかかる時間
遅い

早い
複数宛て一括送信が可能
海外送信
可能。
海外への電話料金と同じ

可能。若干安くて、早い送信が化のぬ
海外:25円~525円/枚
外出先での送受信、FAX閲覧×
できない。

スマホ、携帯電話、タブレットからFAX送受信が可能
会議中、打ち合わせ中の送受信、FAX閲覧×
できない。

スマホ、携帯電話、タブレットからFAX送受信が可能
ファイル管理
アナログでのFAX管理は場所を取り、手間が発生し、検索しにくい。PCとFAX機を連携すればデータ管理は可能だが、手間がかかる。

メールでのPDF受信で管理しやすい。自動的にファイルがデータで管理できるサービスもある。CSV形式での送受信履歴の管理も可能。
トラブル対応×
故障発生の可能性が高く、修理が完了するまでは電話やFAXが利用できなくなる。プリンターと共有だと尚更故障が発生しやすい。

障害が発生しても、FAX機がある会社に修理担当者が出向く必要がないので復旧も早い。また、故障時にも電話などはそのまま使える。
利用までのスピード3週間程度FAX送信は申込後すぐに可能。FAX受信での番号取得は3~5営業日程度

従来の一般的なFAXとインターネットFAXの大きな違い

初期費用が違う!

従来のFAXでは初期費用はFAX機器や工事費用(施設設置負担金)が発生しますが、インターネットFAXではこの初期費用が無料のものもあれば、数千円のものもありますが少額で済みます。

ランニングコストがちがう!

従来のFAXではインクの補充、用紙の補充と不足分を補充しなければなりません。インターネットインターネットFAXであれば月額費用が発生しますが、インクや用紙などのランニングコストは発生しないのです。

スピードが違う!

電話回線で通信をする従来型のFAXではFAX送受信のスピードが遅いのです。また、複数の宛先に送信するときも、同時送信にはならずかなりの時間がかかってしまいます。インターネットFAXの場合、ネット回線ですのでスピードも速ければ同時送信によるタイムロスもほぼないのです。

利用シーンが違う!

インターネットFAXは場所や時間を選ばないので

  • 外出先
  • 営業先
  • 打ち合わせ中
  • 会議中
  • 移動中
    ・・・

どこであっても、FAXの送受信が可能です。従来FAXではFAX機のあるオフィスでの送受信になるため、場所や時間が限られてしまうのです。

データ管理が違う!

従来のFAX機であれば、最新型の複合機であればPCと連動することができるのでFAX受信データを取り込むこともできなくはないのですが、それでもメールでPDFで送られてくる、管理画面で絞込検索が可能、CSVファイルもダウンロード可能とデータ管理が前提となるインターネットFAXと比較するとデータ管理機能は弱いことになります。

まとめ

従来のFAXの良いところもありますが、小規模な会社や個人事業主の場合は圧倒的にインターネットFAXの方が利便性が高いことがわかります。